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手足の冷え秋の対策|今から始める温活習慣

2026年09月18日

朝晩の空気がひんやりしてくると、「手足の先が冷たい」と感じる方が増えてきます。秋は夏の疲れが残ったまま、気温がぐっと下がり始める季節です。冷えは冬に本格化する前の、この秋のうちの対策が肝心です。「毎年冬になると手足が冷たくてつらい」という方こそ、今から始める温活が助けになります。この記事では、手足の冷え秋の対策として、原因の整理から自宅でできる具体的な方法までをやさしくお伝えします。※感じ方には個人差があります。

なぜ秋に手足の冷えが強くなるのか

なぜ秋に手足の冷えが強くなるのか

秋は一日の寒暖差が大きく、体が気温の変化についていきにくい季節です。夏の間はエアコンで体が冷えやすく、その疲れが秋まで持ち越されることも少なくありません。

手足の先が冷たくなるのは、体が大切な内臓の温度を守ろうとする働きとも関係します。寒さを感じると、体は手足の血管を細くして、体の中心に熱を集めようとします。その結果、指先やつま先まで温かい血液が届きにくくなり、冷えを感じやすくなるのです。

秋に冷えやすい生活の場面

  • 朝晩の冷え込みに服装が追いつかない
  • 夏の冷たい飲食の習慣が抜けきらない
  • 運動量が減り、筋肉から生まれる熱が少ない
  • 湯船につからずシャワーだけで済ませている

たとえば、朝は肌寒くて上着を着ても、日中に汗ばんでそのまま体が冷える、といった場面はよくあります。夜に冷たいビールやアイスを楽しむ習慣が続いている方も、内臓から冷えやすい状態です。こうした小さな冷えの積み重ねが、秋の手足の冷えにつながります。

とくに運動不足は、冷えと深く関わります。筋肉は体で熱をつくる大きな場所だからです。世界保健機関(WHO)の身体活動ファクトシートによると、成人には週150分以上の中強度の身体活動が推奨されていますが、世界の成人の31%(約18億人)はこの推奨レベルに達していないと報告されています(2022年)。動く機会が減ると熱をつくる力も下がりやすく、冷えにつながると考えられています。

秋は「まだ我慢できる」と対策を後回しにしがちな季節です。冷えが軽いうちに手を打つことが、冬を楽に過ごすコツといえます。

よくある疑問:冷え性は年齢のせい? 加齢で筋肉量が減ると熱をつくる力も下がりやすいのは確かです。ただ、生活習慣を見直すことで、年齢に関わらず冷えにくい体づくりを目指せます。あきらめずに、できることから始めましょう。

入浴で体の芯から温める温活習慣

入浴で体の芯から温める温活習慣

手足の冷え秋の対策として、まず見直したいのが入浴です。夏の名残でシャワーだけになっている方は、湯船につかる習慣に戻すことをおすすめします。

おすすめの入浴のしかた

  • お湯の温度は40〜42℃くらいを目安にする
  • 肩まで、または半身で10分ほどゆっくりつかる
  • 入浴後は靴下やレッグウォーマーで足元を保温する

入浴は冷えだけでなく、眠りの質とも関係します。米テキサス大学オースティン校のメタ分析(Sleep Medicine Reviews, 2019)では、就寝の1〜2時間前に40〜42.5℃のお湯で10分ほど体を温めると、寝つきが早くなり睡眠の質も高まると報告されています。これは、いったん上がった深部体温が下がる過程が眠りを促すためと考えられています。※すべての方に当てはまるものではありません。

夜、ぐっすり眠れると体の回復も進み、翌日の冷え対策にもつながります。忙しくて湯船につかれない日は、足だけをお湯につける足湯もおすすめです。洗面器やバケツに少し熱めのお湯を張り、10分ほど足首までつけるだけでも、じんわりと温まります。テレビを見ながら、あるいは読書をしながらでも手軽にできます。お湯が冷めてきたら、少し熱めのお湯を足すと温かさが続きます。

入浴のワンポイント

入浴前後にはコップ一杯の水分をとりましょう。汗をかくため、水分が不足しやすいからです。また、脱衣所と浴室の温度差が大きいと体に負担がかかります。入浴前に浴室を温めておくと安心です。のぼせやすい方や心臓に負担を感じる方は、無理をせず半身浴や短めの時間から始めてください。

手足を温める運動とセルフケア

体の熱を生み出すのは筋肉です。手足の冷え秋の対策には、こまめに体を動かして血のめぐりをよくすることが役立ちます。激しい運動は必要なく、毎日続けられる軽い動きで十分です。

足先の冷えに

  • かかとの上げ下げ:立って、かかとを上げてつま先立ちになり、ゆっくり下ろす。10回を1セットとして、1日2〜3セット
  • 足首まわし:座って足首をゆっくり大きく回す。左右それぞれ10回ずつ
  • つま先グーパー:足の指をぐっと握り、大きく開く。20回を目安に

ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれ、下半身の血液を心臓へ戻すポンプの働きをします。かかとの上げ下げはこのポンプを刺激し、足先の冷え対策をサポートします。歯みがきの時間や、料理でお湯が沸くのを待つ間など、「ながら」で行うと続けやすくなります。

手先の冷えに

  • 両手をグーパーと開いたり閉じたりを20回
  • 手首をゆっくり回す
  • 指を1本ずつ軽くもみほぐす

デスクワークや家事の合間に、1時間に一度は立ち上がって体を動かしましょう。同じ姿勢が続くと血のめぐりが滞りやすくなります。「気づいたら動く」を合言葉に、こまめな運動を積み重ねることが、冷えにくい体づくりの土台になります。

ウォーキングも手軽でおすすめです。少し早歩きで20〜30分歩くと、全身がぽかぽかしてきます。買い物や散歩のついでに、一駅分歩いてみるのもよい方法です。よくある疑問:運動は朝と夜どちらがいい? 続けやすい時間で構いません。朝に軽く動くと一日の体温リズムが整いやすく、夜のストレッチは体をほぐしてくれます。ご自身の生活に合わせて取り入れてください。

食事と服装で内側と外側から冷え対策

温活は、外から温めるだけでなく、内側から熱をつくることも大切です。秋は旬の食材が豊富な季節なので、食事を工夫しやすい時期でもあります。

体を温める食べ方の工夫

  • 朝食をとって、一日の体温リズムをつくる
  • 温かい汁物やスープを一品加える
  • 生姜・根菜・かぼちゃなど、秋の食材を取り入れる
  • 冷たい飲み物を控え、常温か温かい飲み物を選ぶ

夏の習慣で冷たい飲食を続けていると、おなかの中から冷えてしまいます。温かいものを「一口目」に選ぶだけでも、体は温まりやすくなります。たとえば、朝のコーヒーを白湯やしょうが湯に替えるだけでも、体への負担が違ってきます。夕食に具だくさんの味噌汁を加えると、根菜からも自然に温まります。

服装での冷え対策

冷えを防ぐには、「首」がつく場所を温めるのが効果的といわれています。首・手首・足首は皮膚の近くを太い血管が通っているため、ここを温めると全身が温まりやすくなります。

  • マフラーやストールで首元を保温する
  • 手首まで隠れる長めの袖を選ぶ
  • 靴下やレッグウォーマーで足首を守る
  • 腹巻きでおなかを冷やさない

秋は朝晩と日中の気温差が大きいので、上着で調整しやすい重ね着がおすすめです。カーディガンやストールを一枚持ち歩くと、外出先での急な冷えにも対応できます。汗をかいたまま体を冷やさないよう、こまめに脱ぎ着してください。

よくある疑問:厚着すればいい? 締めつけの強い衣類は、かえって血のめぐりを妨げることがあります。ゆったりした服で、空気の層をつくる重ね着のほうが温まりやすいといわれています。冷えが強く、しびれや痛みを伴う場合や、片方の手足だけ極端に冷たい場合は、別の原因が隠れていることもあります。長引くときや不安なときは、早めに医療機関を受診しましょう。

まとめ

手足の冷え秋の対策は、冬に本格化する前の今から始めることが大切です。今日からできることを、少しずつ生活に取り入れていきましょう。

  • 入浴は40〜42℃で10分ほど湯船につかり、体の芯から温める
  • かかとの上げ下げや足首まわしで、血のめぐりをサポートする
  • 温かい食事と秋の食材で、内側から熱をつくる
  • 首・手首・足首を温め、重ね着で寒暖差に備える
  • 冷えが強い・長引くときは医療機関に相談する

私たち成竹鍼灸整骨院グループ(南砂院・塩浜院・東砂院)では、お一人おひとりの体の状態に合わせた冷えのケアをご案内しています。「毎年冬がつらい」「なにから始めればいいかわからない」という方は、どうぞお気軽に私たちにご相談ください。※感じ方には個人差があります。

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参考:
世界保健機関(WHO)身体活動ファクトシート
米テキサス大学オースティン校のメタ分析(Sleep Medicine Reviews, 2019)

竹中 浩

この記事を書いた人

竹中 浩成竹鍼灸整骨院グループ 代表

柔道整復師鍼灸師あん摩マッサージ指圧師

東京都江東区で南砂・東砂・塩浜の3院を運営。国家資格を持つ施術者として地域の皆さまの健康づくりに携わっています。記事は院内の国家資格者チームとともに内容を確認しています。

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