「夕方になると目がかすむ」「パソコン仕事のあと目の奥が重い」。そんなお悩みはありませんか。南砂町周辺にお住まいの40〜70代の方からも、目の疲れや眼精疲労のご相談が増えています。実は目の不調は、首や肩のこり、全身の血のめぐりとも深く関わっているといわれています。この記事では、南砂町の鍼灸で目の疲れに向き合う私たちが、原因と自宅でできるセルフケアを分かりやすくお伝えします。※感じ方には個人差があります。
南砂町で増えている「目の疲れ」や眼精疲労のお悩み

私たちの院には、南砂町や周辺にお住まいの方から、目に関するさまざまなご相談が寄せられます。代表的なものを3つご紹介します。
- 眼精疲労: 一晩休んでも目の重さやかすみが抜けない状態
- 目のつかれ: 夕方になると目がしょぼしょぼする、ピントが合いにくい
- 老眼と目の不調: 手元が見えづらく、無理に見ようとして目が緊張する
これらは単なる「目だけ」の問題ではないことが少なくありません。長時間のデジタル機器の使用が、目の疲れの大きな背景になっているといわれています。
例えば、在宅ワークで一日中パソコンに向かう方、スマホで動画やニュースを長時間見る方、細かい手作業や読書を好む方などは、知らず知らずのうちに目を酷使しがちです。買い物やお孫さんの写真をスマホで何度も見る、という何気ない習慣も積み重なります。
英アストン大学の研究者によるレビュー(BMJ Open Ophthalmology, 2018)では、パソコンなどデジタル機器を使う人のデジタル眼精疲労の有病率は50%以上と推定されると報告されています。※すべての方に当てはまるものではありません。
10月の記事では「駅近で肩こり・腰痛」をテーマにお伝えしました。今回はその中でも「目の不調」に絞ってお話ししています。
目の疲れは放っておくと、頭の重さや首のこりにつながることもあります。まずは「よくあるお悩み」として受け止め、一緒に向き合っていきましょう。
目の疲れが起こる仕組みと生活場面

目の疲れには、日常のちょっとした場面が深く関わっています。具体的にどんな瞬間に負担がかかるのか見ていきましょう。
私たちの目は、近くを見るときに「毛様体筋」という筋肉を使ってピントを合わせています。パソコンやスマホの画面を長時間見続けると、この筋肉が緊張し続けます。近い距離を見続けることが、目の疲れの大きな原因といわれています。
例えば、こんな場面が当てはまります。
- 1時間以上、休憩なしで書類やパソコンに向かう
- 寝る前に暗い部屋でスマホを見る
- 細かい手芸や読書に集中する
- 車の運転で遠くと手元のメーターを何度も見比べる
画面を見つめているとき、私たちのまばたきの回数は自然と減ります。まばたきが減ると目の表面が乾きやすくなり、ショボショボ感につながります。乾燥しがちな冬やエアコンの効いた部屋では、この傾向がさらに強まります。
画面をのぞき込む姿勢が続くと、首の後ろや肩がこわばります。首すじには目に関わる血管や神経も通っているため、首のこりが目の重さに影響することもあるのです。目・首・肩はひとつながりと考えると分かりやすいでしょう。
よくある疑問として「メガネを変えたのに疲れが取れない」という声もあります。度数が合っていても、使う時間や姿勢によって目の負担は変わります。まずは見る時間と姿勢を見直すことが第一歩です。
今日からできる目の疲れセルフケア
まずはご自宅でできる手軽なケアから始めてみましょう。道具がなくてもすぐに取り組めます。
一般的に、近くを見続けたら20分ごとに20秒、約6メートル先の遠くを見ると目の緊張がやわらぐといわれています。窓の外の景色を眺めるのがおすすめです。キッチンタイマーやスマホのアラームを20分に設定しておくと、習慣にしやすくなります。
蒸しタオルで目元を温めると、血のめぐりがサポートされます。
- タオルを水で濡らして軽く絞る
- 電子レンジで40秒ほど温める(熱すぎないか必ず確認)
- 目を閉じて5分ほどのせる
目元を温めると、じんわりとした心地よさが広がります。1日1回、夜のリラックスタイムに取り入れてみてください。朝のこわばりが気になる方は、朝と夜の2回に分けても構いません。
目の疲れに関わるとされるツボを、やさしく押してみましょう。
- 晴明(せいめい): 目頭と鼻の付け根の間のくぼみ
- 太陽(たいよう): こめかみのやや目尻寄りのくぼみ
- 攅竹(さんちく): 眉頭の内側の少しへこんだところ
それぞれ、息を吐きながら5秒ほど、気持ちいい強さで3回押します。強く押しすぎないのがポイントです。爪を立てず、指の腹でゆっくり圧をかけましょう。目玉を直接押さないよう注意してください。
手元の指先と窓の外を交互に見る運動も、ピント調整の筋肉をほぐす助けになるといわれています。10回ほどゆっくり繰り返してみましょう。
入浴も目の疲れのケアに役立ちます。米テキサス大学の研究チームのメタ分析(Sleep Medicine Reviews, 2019)では、就寝1〜2時間前に40〜42.5℃のお湯で10分ほど体を温めると、寝つきが早くなり睡眠の質も高まると報告されています。全身を温めて休むことは、目の回復にもつながると考えられます。※感じ方には個人差があります。
鍼灸が目の疲れにできること
セルフケアだけでは追いつかないとき、私たちは鍼灸でのサポートをご提案しています。
鍼灸では、目の周りのこわばりだけでなく、首や肩、背中のこりにもアプローチします。目と首・肩はつながっているため、全体を整えることで目の軽さをサポートすることが期待されています。※感じ方には個人差があります。
東洋医学では、目の不調を全身の状態の一部として捉えます。冷えや疲れ、睡眠の浅さなど、背景にある要因も一緒に見ていきます。目だけでなく体全体を見ることが、私たちの鍼灸の考え方です。
米国立衛生研究所(NIH)傘下の国立補完統合衛生センターは、首の痛みや頭痛などに対する鍼治療の有効性を示す研究があると公表しています。目の疲れは首こりや頭の重さを伴うことも多く、こうした不調へのアプローチが期待されています。※すべての方に当てはまるものではありません。
鍼が初めての方も多くいらっしゃいます。「痛くないか心配」という声もよくいただきますが、使う鍼はとても細く、チクッとする程度のことがほとんどです。私たちは体の状態を丁寧に伺いながら、無理のない範囲で進めます。日常のセルフケアと組み合わせることで、より取り組みやすくなります。
通う頻度については、はじめは体の変化を見ながら間隔を決めていきます。お仕事帰りや買い物のついでに立ち寄りやすいよう、南砂院・塩浜院・東砂院の3院でお待ちしています。
なお、目の痛みが強い、見え方が急に変わった、頭痛が続くといった場合は、まず眼科など医療機関の受診をおすすめします。自己判断で様子を見すぎないことが大切です。
まとめ
目の疲れや眼精疲労は、現代の生活では誰にでも起こりうるお悩みです。最後に要点を振り返りましょう。
- 目の疲れは、ピント調整の筋肉の緊張やまばたきの減少が背景にある
- 首・肩のこりと目はつながっており、全体のケアが大切
- 20分ごとに遠くを見る、目元を温める、ツボ押しなどを習慣に
- 鍼灸は目の周りと首・肩を合わせて整えるサポートが期待される
- 見え方の急な変化や強い痛みがあるときは医療機関の受診を
南砂町周辺で目の疲れにお悩みの方は、ぜひ私たちにご相談ください。一人ひとりの体の状態に合わせて、目と全身のケアを一緒に考えていきます。※感じ方には個人差があります。
成竹鍼灸整骨院グループ(江東区)では、国家資格者がお一人おひとりの状態を確認しながら、無理のない身体づくりをサポートしています。お気軽にご相談ください。
参考:
米テキサス大学オースティン校のメタ分析(Sleep Medicine Reviews, 2019)
英アストン大学のレビュー(BMJ Open Ophthalmology, 2018)
米国立衛生研究所(NIH)国立補完統合衛生センター
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