「鍼灸って保険が使えるの?」と気になったことはありませんか。首や肩のこり、長引く腰の重さに悩みながら、費用の面で一歩ふみ出せない方は少なくありません。
江東区にお住まいの40〜70代の方から、私たちもこうしたご質問をよくいただきます。この記事では、江東区の鍼灸と保険の関係について、対象となる場合や相談の流れをわかりやすくお伝えします。※制度の運用は医療機関や保険の種類によって異なる場合があります。
江東区の鍼灸で保険が使える場合とは

まず知っておきたいのは、鍼灸の施術でも一定の条件を満たすと健康保険の対象になる場合があるという点です。ただし、どんな症状でも自動的に使えるわけではありません。
一般的に、鍼灸で健康保険の対象として挙げられる症状には、次のようなものがあります。
- 神経痛
- リウマチ
- 頸腕症候群(首から腕にかけてのつらさ)
- 五十肩
- 腰痛症
- 頸椎捻挫後遺症(むちうちの後など)
保険を使って鍼灸を受けるには、医師の同意書(または同意の確認)が必要になるのが基本です。
これは、同じ症状について病院での治療と重複しないようにするための仕組みです。つまり、かかりつけの医師に相談し、同意を得たうえで鍼灸を受ける、という流れが前提になります。
たとえば「何年も前から続く腰の重さが、湿布だけではなかなか落ち着かない」といった場合が相談の一例です。買い物袋を持つと肩が上がらない五十肩、朝起きると首が回りにくいといった日常のつらさも、対象になるか確認する価値があります。
保険が使えるかどうかは、症状の種類や経過、医師の判断によって変わります。自己判断で決めず、まずはご相談ください。
私たち成竹鍼灸整骨院グループ(南砂院・塩浜院・東砂院)では、保険の対象になりそうか、どんな書類が必要かといった最初の疑問から丁寧にご案内しています。わからないまま来院をためらうより、気軽にお尋ねいただければと思います。
鍼灸はどんな不調に向いているのか

保険の話の前に、そもそも鍼灸がどんな不調と相性がよいのかを知っておくと安心です。
一般的に、鍼灸は首や肩のこり、腰の重さ、慢性的な痛みなどに用いられてきました。米国立衛生研究所(NIH)傘下の国立補完統合衛生センターは、腰痛・首の痛み・変形性膝関節症の痛み・頭痛などに対する鍼治療の有効性を示す研究があると公表しています。
さらに、慢性痛についての大きな研究報告もあります。米メモリアル・スローン・ケタリングがんセンターらの国際共同チームが39の臨床試験・20,827人のデータを統合解析した結果(The Journal of Pain, 2018)、鍼治療は筋骨格系の慢性痛・頭痛・変形性関節症の痛みに対して偽鍼や無治療より有効で、その差はプラセボ効果だけでは説明できないと報告されました。効果は1年後もおおむね維持されていたとされています。
長く付き合ってきた肩や腰のつらさに、鍼灸という選択肢があると知っておくだけでも、ケアの幅が広がります。※感じ方には個人差があり、すべての方に当てはまるものではありません。
「鍼は痛そう」という声もよくいただきます。鍼灸で使う鍼は髪の毛ほどの細さで、注射針とは大きく異なります。チクッとした感覚が苦手な方には、刺激の少ない方法もご相談いただけます。
こうした背景があるからこそ、保険の対象として鍼灸が位置づけられている症状もあるのです。次の章では、実際の相談の流れを見ていきましょう。
保険で鍼灸を受けるときの相談の流れ
はじめての方にとって、手続きのイメージがつかめないのは当然です。ここでは一般的な流れを順番にご説明します。
首や腰のどこが、いつから、どんなふうにつらいのかを整理してお伝えください。「3か月前から」「座っていると右腰が重い」といった具体的なメモがあると、見立てがスムーズです。私たちが状態を確認し、鍼灸が向いているか、保険の対象になりそうかの見立てをお話しします。
保険を使う場合は、医師の同意書などが必要になります。どの病院で、どのように相談すればよいかも、私たちからご案内できます。かかりつけ医がいない方には、受診のしかたからお手伝いします。
同意が得られたら、保険を使った鍼灸の施術を始められます。回数や通う間隔の目安も、その都度ご相談しながら決めていきます。最初のうちは間隔を少し詰めて様子を見て、落ち着いてきたら間隔をあけていくことが多いです。
医療機関での検査や治療が必要な状態の場合は、無理に鍼灸だけで対応せず、まず受診をおすすめすることもあります。
症状が重い、しびれが強い、だんだん悪化しているといった場合は、早めに医療機関を受診してください。そのうえで鍼灸を併用できるかを一緒に考えていくのが安心です。
書類や手続きの細かな点は、人によって異なります。来院のときは保険証をお持ちいただくとスムーズです。わからないところはそのままにせず、受付や施術時に遠慮なくお聞きください。
保険だけに頼らない自宅ケアも大切
鍼灸と合わせて、ご自宅でできるケアを続けると、つらさと上手に付き合いやすくなります。ここでは今日から始められる簡単な方法を紹介します。
冷えは首や腰のこわばりにつながりやすいといわれています。入浴で体を温めるのは手軽な方法です。
米テキサス大学オースティン校のメタ分析(Sleep Medicine Reviews, 2019)では、就寝の1〜2時間前に40〜42.5℃のお湯で10分ほど体を温めると、寝つきが早くなり睡眠の質も高まると報告されています。眠りの質が整うと、日中のだるさの軽減もサポートします。シャワーだけで済ませがちな方は、週に数回でも湯船につかる日をつくってみてください。※効果の感じ方には個人差があります。
デスクワークや家事で同じ姿勢が続くと、筋肉がかたまりやすくなります。台所に立ちっぱなし、テレビを見ながら長時間座りっぱなし、といった場面も要注意です。
- 1時間に1回、席を立って肩を回す(前後に各5回)
- 首をゆっくり左右に倒す(各10秒ずつ)
- 腰に手を当てて軽く反らす(無理のない範囲で5回)
- ふくらはぎを伸ばすように、かかとの上げ下げを10回
WHOは成人に週150分以上の中強度の身体活動を推奨していますが、世界の成人の31%(約18億人)はこの推奨レベルに達していません(2022年)。少し歩く、階段を使うといった小さな積み重ねが、体のこわばり予防につながります。
買い物のときに一駅手前で降りて歩く、エレベーターを階段に変えるなど、生活の中に動く機会を増やす工夫がおすすめです。痛みが強いときは動かさず休むことも大切です。無理のない範囲で続けてください。
まとめ
最後に要点を整理します。
- 鍼灸は、神経痛・五十肩・腰痛症など一定の症状で健康保険の対象になる場合がある
- 保険を使うには、原則として医師の同意書などが必要
- まずは症状を相談し、見立て→医師の同意→施術という流れで進む
- 症状が重い・長引く場合は医療機関の受診を優先する
- 鍼灸と合わせて、入浴での温めや軽い運動など自宅ケアも大切
江東区の鍼灸と保険について、少しでも疑問が晴れたなら幸いです。保険が使えるか迷っている方も、手続きがわからない方も、どうぞお気軽にお尋ねください。南砂院・塩浜院・東砂院の私たちにご相談ください。
成竹鍼灸整骨院グループ(江東区)では、国家資格者がお一人おひとりの状態を確認しながら、無理のない身体づくりをサポートしています。お気軽にご相談ください。
参考:
世界保健機関(WHO)身体活動ファクトシート
米メモリアル・スローン・ケタリングがんセンターらの国際共同メタ分析(The Journal of Pain, 2018)
米テキサス大学オースティン校のメタ分析(Sleep Medicine Reviews, 2019)
米国立衛生研究所(NIH)国立補完統合衛生センター
Lお悩みは公式LINEで無料相談
妊娠中・産後の痛み、慢性的な不調にお悩みの方へ。
お近くの院の公式LINEから、症状やご来院についてお気軽にご相談ください。
※返信は診療時間内となります/無理な勧誘はいたしません







