「最近、姿勢が崩れてきた」「歩くとすぐ疲れる」。そんなお悩みはありませんか。その背景には、体の奥にある筋肉の衰えが関わっているかもしれません。今回は、インナーマッスルとは役割を持つどんな筋肉なのかを、姿勢・歩行・呼吸の視点から分かりやすくお伝えします。専門知識がなくても読めるようにまとめました。日々の暮らしに役立つヒントとしてお役立てください。
インナーマッスルとは?体の奥で働く深層筋

インナーマッスルとは、体の深い部分にある筋肉の総称です。「深層筋」とも呼ばれています。
体の表面近くにある筋肉は「アウターマッスル」と呼ばれます。腕や太ももを触ったときに感じる大きな筋肉が、これにあたります。
一方で、インナーマッスルは体の奥にあり、外からは触れにくいのが特徴です。目立たない存在ですが、体を支える上で大切な働きをしています。
一般的に、次のような筋肉がインナーマッスルとして知られています。
- 腹横筋:お腹をコルセットのように包む筋肉
- 多裂筋:背骨を一つひとつ支える筋肉
- 横隔膜:呼吸に関わる筋肉
- 骨盤底筋群:骨盤の底で内臓を支える筋肉
- 腸腰筋:太ももを引き上げる股関節まわりの筋肉
これらは連携しながら働きます。体幹を安定させる土台のような役割を担っているのです。
インナーマッスルは「体の柱を内側から支える筋肉」とイメージすると分かりやすいでしょう。
インナーマッスルの役割①:姿勢を保つ

インナーマッスルの大きな役割のひとつが、姿勢の維持です。
私たちが立ったり座ったりできるのは、背骨や骨盤が安定しているからです。その安定を内側から支えているのが深層筋です。
腹横筋や多裂筋がしっかり働くと、背骨が自然なカーブを保ちやすくなります。姿勢を支える土台は、体の奥の筋肉にあるといわれています。
インナーマッスルが弱くなると、背骨を支える力が落ちやすくなります。すると、猫背や反り腰になりやすいといわれています。
姿勢が崩れると、首や腰に負担がかかりやすくなります。肩こりや腰の張りにつながることもあります。
もちろん、姿勢の変化には筋肉以外の要因も関わります。気になる症状が長く続く場合は、医療機関への相談をおすすめします。
インナーマッスルの役割②:歩行を支える
歩くという動作にも、インナーマッスルが深く関わっています。
歩くときには、片足で体を支える瞬間があります。このとき、骨盤や股関節を安定させているのが深層筋です。
特に腸腰筋は、太ももを引き上げる動きに関わります。この筋肉が働くと、足がスムーズに前へ出やすくなるといわれています。
年齢を重ねると、深層筋の働きが少しずつ変わることがあります。一般的に、加齢とともに筋力は低下しやすいといわれています。
足が上がりにくくなると、わずかな段差でつまずきやすくなります。歩幅が狭くなったと感じる方もいるでしょう。
次のようなサインがある場合は、深層筋の衰えが関わっているかもしれません。
- 平らな場所でつまずくことが増えた
- 歩くとすぐに疲れる
- 片足立ちがふらつく
- 階段の上り下りが不安
※感じ方には個人差があります。無理をせず、体の状態に合わせて過ごすことが大切です。
インナーマッスルの役割③:呼吸を助ける
意外に感じるかもしれませんが、呼吸にもインナーマッスルが関わっています。
呼吸の中心となるのが横隔膜です。横隔膜が動くことで、肺に空気が出入りしやすくなります。
また、腹横筋や骨盤底筋も呼吸と連動して働きます。これらがうまく協力すると、深くゆったりした呼吸につながるといわれています。
深層筋は、お腹の中の圧力を保つ役割も持ちます。この圧力が体幹の安定を助けているのです。
呼吸が浅くなると、体が緊張しやすくなることもあります。ゆっくりとした呼吸を意識することは、体をリラックスさせる一助になるでしょう。
深呼吸をするとき、お腹がふくらむのを感じてみてください。横隔膜が働いているサインです。
日常でインナーマッスルを意識するには
インナーマッスルは、日々の暮らしの中でも意識できます。特別な道具がなくても取り入れられる工夫があります。
座っているときに、お腹を軽く引き締める意識を持ってみましょう。背筋を軽く伸ばすだけでも、深層筋が働きやすくなるといわれています。
ただし、力を入れすぎるのは禁物です。呼吸を止めず、自然な状態を保つことが大切です。
速い動きよりも、ゆっくりとした動きのほうが深層筋を意識しやすいといわれています。無理のない範囲で、体を丁寧に動かしてみましょう。
- 立ち上がるときに、ゆっくり動く
- 呼吸に合わせて体を動かす
- 片足立ちを、支えを持ちながら試す
痛みがある場合は無理をしないでください。持病がある方は、事前にかかりつけ医へ相談すると安心です。
ご自身での取り組みが難しいと感じる方もいらっしゃいます。そうした場合、専門的なサポートを受ける方法もあります。
私たちの院では、深層筋にアプローチする一般的な機器としてEMSを取り入れています。体の状態に合わせて、無理のない形でのサポートを心がけています。※感じ方には個人差があります。
まとめ
インナーマッスルは、目立たなくても大切な役割を担う筋肉です。日々の姿勢や歩き方を支える土台として、意識してみてはいかがでしょうか。
- インナーマッスルとは、体の奥で体幹を支える深層筋のこと
- 姿勢の維持・歩行の安定・呼吸の補助という役割がある
- 衰えると、姿勢の崩れやつまずきにつながることがある
- 日常では、姿勢の意識やゆっくりした動きで取り入れられる
- 症状が長引く場合は、医療機関への相談も大切
姿勢や歩行の不安、体の使い方でお悩みの方は、どうぞ私たちにご相談ください。江東区の南砂・塩浜・東砂で、皆さまの毎日を支えるお手伝いをしています。
成竹鍼灸整骨院グループ(江東区)では、国家資格者がお一人おひとりの状態を確認しながら、無理のない身体づくりをサポートしています。お気軽にご相談ください。
Lお悩みは公式LINEで無料相談
妊娠中・産後の痛み、慢性的な不調にお悩みの方へ。
お近くの院の公式LINEから、症状やご来院についてお気軽にご相談ください。
※返信は診療時間内となります/無理な勧誘はいたしません






